ECHOES OF A NIGHTMARE / MOONLIGHT AGONY





1. INTO DARKNESS
2. ICY PLAINS
3. ECHOES OF A NIGHTMARE
4. CEREMONY
5. EQUILIBRIUM
6. GHOST
7. MOONLIT HORIZON
8. VANISHED
9. SHALLOW SANITY
KICP-1020 2004.08.25Release
MOONLIGHT AGONY Official Website http://www.moonlightagony.com
Chitral Somapala<Vo>(FIREWIND)
Kalle Landin<G>
Rikard Petersson<G>
Martin Mellstrom<Key>
Christofer Starnefalk<B>
Robert Willstedt<Dr>

Produced By Tom S Englund
Point 84
 スウェーデン発シンフォニック・ヘヴィ・メタル・バンドMOONLIGHT AGONYの記念すべき1stデビューを飾る本作「ECHOES OF A NIGHTMARE」。  

 MOONLIGHT AGONYの母体は'99年に当時ギタリストだった現ドラマーRobert WillstedtとギタリストKalle Landinによって結成されたTHORINというグループであった。  

 HELLOWEENやBLIND GURDIANなどをコピーをしながら活動をつづけ、紆余曲折を繰り返し、バンド名をMOONLIGHT AGONYに改名し、ようやくその全貌が日の目をみるようになった。  

 ヴォーカリストには、DREAM EVILのスーパー・ギタリストGUS G.率いるFIREWINDのヴォーカリストChitral Somapalaを起用している。  

 弱冠20歳そこそこのメンバーで構成されたこのMOONLIGHT AGONYであるが、その若さからは想像しがたいしっかりとしたサウンドとプレイアビリティを呈示している。  

 メロディック・デス・メタルのようなリフ重視のバッキング・プレイにパワフルなヴォーカリストChitral Somapalaのメロディ・ラインが巧く調和し前面に押し出されている。  

 HELLOWEENの影響でもあろうか、キーパー・メタル的なサウンド・メイクもこのMOONLIGHT AGONYの特徴ではなかろうか。  

 バス・ドラがドコドコと疾走するドラミングとエッジをかなり効かせたギター・サウンドが心地よいメタル・サウンドをかもしだしている。  

 バッキングのアレンジングに多用な展開を施し、緩急をつけたところなど非常に巧くバランス感覚のとれたサウンドである。  

 また、アレンジングにキボードを多用し、シンフォニックで空間を大きく押し広げたところなどダイナミズムを非常に感じる。  

 変幻自在なカラーを見せながらも、バンドのアイデンティティをしっかりと固持しているこのMOONLIGHT AGONYは、既にただならぬ風格さえ感じてしまう。  

 今後の成長に大きな期待を寄せられるニュー・カマーであろう。

Writing by Toshi of Magnum Aspiration 2004.08.25