PITCH BLACK PROGRESS / SCAR SYMMETRY





1. THE ILLUSIONIST
2. SLAVES TO THE SUBLIMINAL
3. MIND MACHINE
4. PITCH BLACK PROGRESS
5. CALCULATE THE APOCALYPSE
6. DREAMING 24/7
7. ABSTRACTED
8. THE KALEIDOSCOPIC GOD
9. RETALIATOR
10. OSCILLATION POINT
11. THE PATH OF LEAST RESISTANCE
12. CARVED IN STONE
13. DEVIATE FROM THE FORM
MICP-10588 2006.04.21 Release
SCAR SYMMETRY Official Website http://www.scarsymmetry.com
Christian Alvestam<VO>
Jonas Kjellgren<G>
Per Nilsson<G>
Kenneth Seil<B>
Henrik Ohlsson<Dr>

Produced by Jonas Kjellgren
Point 92
 スウェーデン発メロディック・デス・メタル・バンドSCAR SYMMETRYの通算2作目を飾る本作「PITCH BLACK PROGRESS」。

 前作「SYMMETRIC IN DESIGN」から約1年2ヶ月ぶりのアルバムとなる。

 SCAR SYMMETRYのルーツはさかのぼること'04年にギタリストJonas Kjellgrenが、ドラマーHenrik Ohlssonに声をかけたことに始まる。

 SCAR SYMMETRYのサウンドは、デス・メタルでありながらメロディック・メタル的な要素、またはプログレッシヴな要素など非常に広域なスタイルを巧く融合したサウンドを特徴としている。

 また、そのサウンドを作り出すのに重要な要素となっているのが、ヴォーカリストChristian Alvestamの歌唱の巧さではなかろうか。

 デス・ヴォイスを使ったかと思うと、心地よいクリーン・ヴォイスを披露したり非常にレンジの広い歌い声を聴かせている。

 これほど器用で巧みなヴォーカリストも非常に希ではなかろうか。

 また、怒濤のデス・サウンドを呈示したかと思うとメロディアスなサウンドを披露したり、多岐にわたった楽曲アレンジングでそのサウンドの崇高さを見せつけている。

 1曲目を聴いた途端にサウンドの良さと親近感が琴線を響かせる。

 言うなれば、SCAR SYMMETRYのサウンドはヘヴィ・メタルの最も進化した形ではなかろうか。

 巧いヴォーカリストとテクニカルなギター・サウンド、はたまたスペイシーなキーボード・サウンドがバランスよく融合されている。

 破壊と美を巧く両立させているSCAR SYMMETRYのサウンドは、独特の世界観を打ち出し新しい境地を開いているような気さえする。

 各所で高評価を得ているSCAR SYMMETRYであるが、今後の展開に大いに期待したい。

Writing by Toshi of Magnum Aspiration 2006.05.01