THE HOURS THAT REMAIN / MERCENARY





1. REDEFINE ME
2. YEARS OF THE PLAGUE
3. MY WORLD IS ENDING
4. THIS ETERNAL INSTANT
5. LOST REALITY
6. SOUL DECISION
7. SIMPLICITY DEMAND
8. OBSCURE INDISCRETION
9. MY SECRET WINDOW
10. THE HOURS THAT REMAIN
11. INTO THE SEA OF DARK DESIRES / WORLD HATE CENTER (live)
12. 11 DREAMS (live)
MICP-10614 2006.09.21 Release
MERCENARY Official Website http://www.mercenary.dk/
Mikkel Sandager<vo>
Jakob Molbjerg<g>
Martin Buus<g>
Morten Sandager<key>
Mike Park<dr>

Produced by Jacob Hansen
Point 90
 デンマーク発メロディック・メタル・バンドMERCENARYの通算4作目を飾る本作「THE HOURS THAT REMAIN」。

 前作「11 DREAMS」をリリースしてから約2年ぶりの作品となる。

 本作では、デス・ヴォイスを担当していたヴォーカリストKRALが本作のレコーディングの前に脱退したことにより、クリーン・ヴォイス担当のMikkel Sandagerがそのシャウト・ヴォイスを兼任することを余儀なくされた。

 シンフォニックでオーガニックなサウンドはSOILWORKを彷彿とするサウンドである。

 随所に”泣き”のフレーズを盛り込むなど、日本人の心を鷲づかみにする要素を十分に持っている。

 気になるMikkel Sandagerのシャウトぶりであるが、これがどうして楽曲に合致し見事な歌声を披露してくれている。

 空間を大きく使ったサウンド・メイキングはMERCENARYならではのダイナミズムを感じずにはいられない。

 変拍子を加えたアレンジングも何の違和感もなく呈示され、かなり精密に煮詰められたことが解る。

 メンバー・チェンジなどの紆余曲折をものともせず、ニュー・アルバムをリリースできたことは、MERCENARYの持ちうる精神力の強さに起因しているのではなかろうか。

 昨今の北欧メタル・シーンの活性化により、上質のバンドを世に送り出しているが、このMERCENARYも次世代のメタル・シーンの一端を担っていく逸材ではなかろうか。

 今後の活躍に大いに期待できるバンドである。

Writing by Toshi of Magnum Aspiration 2006.09.28