THORNOGRAPHY / CRADLE OF FILTH





1. UNDER PREGNANT SKIES SHE COMES ALIVE LIKE MISS LEVIATHAN
2. DIRGE INFERNO
3. TONIGHT IN FLAMES
4. LIBERTINA GRIMM
5. THE BYRONIC MAN
6. I AM THE THORN
7. CEMETERY AND SUNDOWN
8. LOVESICK FOR MINA
9. THE FOETUS OF A NEW DAY KICKING
10. RISE OF THE PENTAGRAM
11. UNDER HUNTRESS MOON
12. TEMPTATION
13. HALLOWEEN 2
RRCY-21265 2006.10.11 Release
CRADLE OF FILTH Official Website http://www.cradleoffilth.com
Dani Filth<Vo>
Paul Allender<G>
Charles Hedger<G>
Dave "Herr Pubis" Pybus<B>
Adrian Erlandsson<Dr>

Produced by Rob Caggiano
Point 88
 イギリス発ブラック・メタル・バンドCRADLE OF FILTHの通算7作目を飾る本作「THORNOGRAPHY」。

 THORNOGRAPHYとは造語で、「棘の系譜」という意味になるらしい。

 CRADLE OF FILTHは、'91年にヴォーカリストDani Filthを中心に結成され、'94年には1stデビュー・アルバム「THE PRINCIPLE OF EVIL MADE FLESH」を引っさげシーンに登場している。

 度重なるメンバー・チェンジを経て、現在のラインナップに至る。

 また、ブラック・メタル・バンドとしては快挙と言えるグラミー賞にノミネートもされている。

 気になるサウンドは、シンフォニックでオーケストレーションをアレンジングに取り込んだ壮大なスケール感を伴いながら、各パートが非常にソリッドでシンプルな印象を受ける。

 ブラック・メタルでありながら何処か切ないノスタルジックな雰囲気を醸し出している。

 そういった意味に於いては、CRADLE OF FILTHは独特の世界観を確固と作り上げているのではなかろうか。

 ウェットな雰囲気を持ちながらオーガニックなドライなサウンドは、他のバンドにはマネのできないものであろう。

 バンドの中枢を担うヴォーカリストDani Filthの歌声も、彼ならではのオリジナリティのある歌い回しである。

 ミックスには、奇才Andy Sneapが担当していることから、非常に上質のサウンドとなっている。

 イギリスを代表するブラック・メタル・バンドCRADLE OF FILTHであるが、今後の活躍に大いに期待したい。

Writing by Toshi of Magnum Aspiration 2006.11.12